「変わりたいのに、動けない自分にずっと腹が立ってた」

「このままじゃダメだ」ってわかってるのに、
変わりたくて、何度も決意したのに、
気づけばまた、何もせずに1日が終わっていく。

そんな自分に、心の中で何度も舌打ちしてた。

SNSでは、誰かが毎日進んでるように見える。
努力してる、成果を出してる、目標に向かってる。
なのに自分は――寝る前に「今日は何もできなかった」って、
また同じ後悔を繰り返してる。

「自分には甘い」
「本気じゃないんだ」
「結局いつも口だけだ」

そんな言葉を、自分で自分にぶつけてた。


「動けない」の裏にあったもの

ある日ふと、
「なんで自分はこんなに動けないんだろう」って、
少しだけ立ち止まって考えてみた。

怠けてるから? 意志が弱いから?
……違った。

本当は、
「失敗するのが怖かった」
「変わった先に何があるのか、わからなくて不安だった」
「誰にも迷惑をかけたくなかった」

そんな、“言葉にならなかった不安”が、行動を止めていた


怒るより、気づいてあげてよかった

僕はずっと、“できない自分”に腹を立ててた。
でもそれって、「本当はできるくせに、やらない自分」を責めてただけだった。

でも、違った。
“できない”んじゃなくて、“守ってた”んだ。
変わることよりも、“今”を保とうとして、無意識にブレーキを踏んでた。

それに気づいたとき、
少しだけ、心が軽くなった。


変わるために、まず必要だったのは

「すぐ行動しろ」
「動かないやつは終わってる」
そんな言葉に、自分を急かしていたけど、

本当に必要だったのは、
“なぜ動けなかったのかを、自分で理解すること”だった。


📝最後に、ひとつだけ

今、「変わらなきゃ」と思っているのに、
動けずに自己嫌悪しているなら、
少しだけ立ち止まって、自分に問いかけてみてほしい。

「動けない理由」は、
本当に“怠け”だけなのか?
それとも、“守ってきたもの”があるのか?

もし後者だったなら、
あなたはずっと、よく頑張ってきたんだと思う。
その気持ちにちゃんと気づけたとき、
はじめて、“優しく変わる準備”が始まる。